ICL(眼内コンタクト)手術体験談

ICL手術を受けた体験談です！
手術ですのでおすすめをするわけではありませんが
私の中では20代でやってよかったことの1つになりました。
受けるか悩んでいる人の参考になりましたら幸いです！

ICLとは？

眼内に埋め込み可能なコンタクトレンズのことです。
視力が悪い方はレーシックと迷う方もいるかと思うのですが、大きく分ければ
レーシック → 角膜を削る
ICL → レンズを入れる
の違いかと思います。

手術を受けたきっかけ

ICLを行った知人が5人いた、ということが大きな理由です。
話を聞ける人が身近にいたことで興味を持ち、経過を聞いていました。
特に参考になる情報はないかもしれませんが、下記のような面々です。

10年前：30代/歯科医師/男性
3年前：20代/看護師/女性
1年半前：30代/会社員/女性
1か月前：30代/会社員/女性
時期不明：30代/ハワイ在住/女性

経験者に聞いたこと

先に受けている知人たちに話を聞いたところ、メリットとしてはもちろんよく見えること！
そして手入れの手間がないこと！でした。
では手術を受けることによるデメリットは？と思い聞いてみました。
挙げられたことは

・コンタクト時はドライアイではなかったのに術後からドライアイのような乾燥感が出た(1名)
・暗いところでスマホの文字が見えにくい(1名)
・ハローグレアが気になる(2名)
・術後数週間で見たエレクトリカルパレードが大変なことになった(1名)

でした。
共通して出た話は、みんなにおすすめできるわけではないけれど、私は受けてよかったよ～
という旨のコメントでした。
「意外とハローグレアは綺麗と捉えることができる」という方もいました。

私の目の状態

コンタクト
2weekのソフトコンタクトを使用していました。度数は右が-4以上、左が-2以上のものでした。
乱視が少しあったので乱視用を使用。

メガネ
寝る前だけメガネを使用。
近視歴としては小学生のころは授業中だけメガネ、中学生からソフトコンタクトレンズを使用していました。

不安なこと
飛蚊症が10代のころから軽度にあること、緑内障予備軍と言われたことがあること、逆さまつ毛が酷いことなどが手術を受けるにあたって不安なことでした。

適応検査・カウンセリング

Webから予約ができました。問診票も事前登録できたため入力。
当日は眼圧や視力の検査を一通りして、金額の説明や問診票の内容の確認がありました。

紹介割引について

私が受けた病院は紹介割引が適用されるのは適応検査に行く前までのため、
適応検査予約をしたら紹介者フォームから事前に登録する必要があります！

クリニックを迷っている方、知人に希望のクリニックを紹介してくれる人がいない方
問い合わせフォーム(準備中です！)や猫アカウントのインスタDMからご連絡いただけましたら紹介させていただきます！

術前検査・レンズ決定

乱視
乱視なしのレンズにしました。
眼内で回転してしまう可能性もあり、再手術は避けたいと思ったからです。
乱視なしでも支障がないレベルであったことも理由です。
また、後々レーザーで乱視のみ取り除くことも可能なようでしたのでこの判断になりました。

他に不安だったことも、医師のカウンセリングで解消できました。

度数
どちらも-3D以上のレンズになりました。

指名
理事長を指名しました。※指名料金が発生します。

手術前準備

手術1か月前に健康診断があったため、オプションで視野検査などを追加しました。
なにか不安がある方はICLを受ける病院以外でも検査しておくと安心かもしれません。

手術の時間は1週間前に確定の連絡が来ました。

手術3日前からコンタクト使用不可、目薬1種類を1日4回行う必要があります。

手術当日

当日のメモをもとにタイムラインを書きました！

1日の流れ

10:00
来院

目薬、服薬、検査等を行います。
10:30
別室移動

ガウンと帽子を着用し手術室手前の部屋に移動。
瞳孔を開く目薬を複数回点眼します。この時、同室に複数人スタンバイ。
流れでどんどんやってく感じ。もう瞳孔が開いてて全然見えないので周りは特に気になりません。
11:00
1人目移動

最初の方が手術室に呼ばれました。
11:10
手術室

私も手術室に呼ばれます。チェアで麻酔目薬点眼。
ほどなくして前の人が終わり手術椅子に移動。

目に消毒と顔に布、瞼を固定されて開始！
と思ったらほんの数分。すぐに左目です。
ぼんやり光が見えている状態で、レンズが入る時視界がぐにゃぐにゃで水の中みたいでした。痛みは全くありません。

周りのスタッフが「順調ですもう終わります」と声をかけてくれるのが心強いです。クッション抱えさせてくれたりもしました。
終わったら次の方も控えてるので即退室です。

めちゃくちゃスムーズ&皆さん大きい声でいろいろ伝達していてすごい空気感。
そこに圧倒されていて他のことを考えていませんでした。
11:30
待合室

手術は記載の通り20〜30分で終わりそうです。
目を触られてれる時間は本当にちょっとだけ。
何をされているかは全くわかりません。

眼科で埋没の手術もしたこともありますが、その方が目を触られてる感じがありました。

目薬の説明を受けて、帰路。休憩してから帰ってもOKでした！
12:00
帰路(電車)

しばらくボヤけているけれど遠くまで見えるのはわかります。裸眼の感じではない！

瞳孔を開いているため眩しさは継続、そして手元もよく見えません。
13:30
自宅

手元の文字が見えてきた感じがしました(スマホ文字特大サイズ状態)
18:00
夕食頃

だいぶぼやけも気にならなくなります。
このあたりでハローグレアの意味が分かり始めました。それまでは瞳孔開いて眩しいとか、重複して見える感じだったのでまた違った感じです。
22:00
就寝

ほぼ正常に見える気がしてきた頃。スマホの文字サイズも戻して普通に見えました。
寝る前なのにコンタクトしているみたいで違和感！
加湿器のパネル文字が見えるなー、とか思いつつ就寝です。
メガネのゴムバンド思ったよりピッタリしてて安心。
私は病院で保護メガネ買いました。Amazonも同じ値段だった気がします。
深夜
目が覚める

一度目が覚めると、部屋がよく見える。
そのせいで頭がコンタクトつけたまま寝ちゃダメ！と思ったのかしばらく寝付けず…
しかし痛みも違和感もなく就寝！

準備しておくといいもの・しなくてもよかったもの

準備しておくといいもの

ペーパータオル目薬前に手を洗う時タオルだと毛がついてることがあるため(猫の毛対策)
前開きの部屋着手術は前開きの服が指定だったため部屋着もそうしようと考えました
ドライシャンプー数日洗髪禁止のためです。術後2枚入りの髪を拭くシートをくれたのでこれでもOK(とても使いやすかった！)

なくてもよかったもの

当日の上着手術室温度が低いと聞いて持参しましたが長袖のガウンを着るので問題なしでした

やった方が良かったこと

スマホの文字表示を最大にしておくor音声読み上げをつける
瞳孔も開いているし近くが全く見えないです。スマホは感覚で文字打てるけど返事が見えず。
よく行く場所でしたので電車も雰囲気で乗れば家に辿り着けますが、アプリの時刻表は見えません。
この見えない感じ、もどかしいです。
行ける距離なら送迎やタクシーが良さそうです。汗をかくと目に入りそう&シンプルに眩しい。

余談