ある日突然「フロッシュのフィギュアが欲しい」と思ってしまったのが、すべての始まりでした。
フェアリーテイルに登場するエクシード・フロッシュ。ぷっくりしたフォルムとあのカエルのコスチューム……かわいすぎる。
でも市販のフィギュアはなかなか見当たらないし……。
「だったら作ればいいのでは!」という発想で、Blenderも3Dプリンターも初心者に毛が生えた程度の私が、ゼロからフィギュア制作に挑戦することになりました。これはその記録です。
※この記事はフェアリーテイルのファンアートとして個人で楽しむ目的で制作したものです。販売等はしていません。

いきなりBlenderで作りたいものを作る
Blenderを初めて触ったとき、チュートリアルの定番といえば「テーブルと椅子を作ってみよう」系ですよね。でも正直なところ、テーブルと椅子を作りたいわけじゃないんです。
「作りたいものを作りながら学ぶ」スタイルで、いきなりフロッシュのモデリングに突っ込みました。
無謀にも思えますが、動機があった方が最後までやり遂げられる気がしています。
参考にしたのはこちらのYouTubeチュートリアルです。
犬のキャラクターをBlenderでモデリングする動画なのですが、ぷっくりした体のバランスなどの作り方が、フロッシュのシルエットに使えるかも!と思って選びました。
完全にそのまま作るのではなく、「このやり方でフロッシュに応用するとしたら?」と考えながら進めました。これが思ったより楽しいです。
初心者が特に苦労したポイント3つ
モデリングしていて「ここ難しい……!」となった箇所を正直に書いておきます。
同じようにキャラクターをモデリングしたい方の参考になれば。

①顔とフードの境目
フロッシュはカエルのコスチュームを着ているので、顔(素顔)とフード部分の境界線がくっきりあります。このつなぎ目をどう処理するか、何度もやり直しました。
メッシュの流れを意識しないとぐちゃぐちゃになるので、ここは時間をかけた部分です。
②ほっぺのぽってり感
フロッシュといえばあのまんまるほっぺ。ただの球体じゃなくて、顔にめり込んでいるような柔らかいふくらみを表現したくて、調整しながら形を整えました。「かわいい」って感じるバランスは数値ではなく感覚で詰めていく作業、ということを実感。
③しっぽの先端を丸くする方法
細長いしっぽを作ると先端がスパンと切れてしまいます。「どうやって丸くするんだ?」としばらく悩んで、球体を作って半分に切り、しっぽの先にくっつけるという方法で解決しました。これが最適解なのかはまだわからないけれど、とりあえずちゃんと丸くできた!という感じです。
3Dプリンターで印刷する
モデリングが完成したら、いよいよ印刷です。
使っているのはAnycubic Mega S。もう何年も現役で動いてくれているベテランマシンです。

最近はBambu Labのプリンターが界隈では大人気で、積層跡が少なくてクオリティが高い、と耳にします。SNSで流れてくる写真はみんなそれ!!
正直そっちも気になっている……けれど、今のMega Sがまだ問題なく動いているので、壊れるまでは使い続けるつもりです。悩ましい。
年々ハイクオリティなプリンタが出続けるでしょうし、どのタイミングで買うのがコスパがいいのか、ずーっと悩んでいます。
フィラメントにマットPLAを選んだ理由
フィギュアにはマットPLAフィラメントが向いていると感じます。
通常のPLAは光沢があるので、フィギュアとして仕上げると塗装のノリが変わってくることがあるかと思います。
マット素材の方が表面がザラついていて塗料が乗りやすく、フィギュアらしい質感に仕上がります。
今回はAmazonで3DHoJor マットPLAフィラメント 1.75mm(クリーム色)を新たに購入しました。¥1,699で、フィギュアの下地に邪魔しないいい色味です。
| 商品名 | 購入先 | 価格 |
|---|---|---|
| 3DHoJor マットPLAフィラメント 1.75mm クリーム色 | Amazon | ¥1,699 |

印刷後の積層問題と解決策
印刷が終わった時点では、表面に積層跡がくっきり見えます。
これは3Dプリンター出力あるある。このままでは塗装してもフィギュアっぽくならないので、次の工程(やすりがけ&サフ)で解決していきます。

詳しくは第2弾の記事で!
造形は2種類作りました
今回、フロッシュは2パターン印刷しました。
- 土台付きスタンディングフィギュア:飾れるタイプ。ちゃんと自立します。
- 頭部に穴あきバージョン:キーホルダーリングを通せるように頭に穴を開けた仕様。シリコンリングをつけて、流行りの「目印アクセサリー」として使えるようにしました。傘だけでなく、香水やリップ、電子タバコにみんなつけますよね。
市販品もかわいいけれど、推しキャラのオリジナルで作れたら最高すぎる。フィギュア制作を始めたもう一つの動機がここにあります。
まとめ:初心者でもいきなり「作りたいもの」から始めていい
Blenderもモデリングも、「基礎から順番にやらなきゃ」とつい思ってしまいますが、モチベーションが一番の武器だと今回感じました。
難しい部分にぶつかっても「フロッシュを完成させたい」という気持ちで少しずつ進められました。
参考チュートリアルを見ながら、自分のキャラに応用していく作業は思ったより楽しかったです。
完成形のフィギュアが3Dプリンターから出てきたとき、思わずかわいー!!となりました。
次回の第2弾は、やすりがけ・サフ塗り・色塗り・収納について書きます。
初めてプラモデルショップに行った話も!




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